せきにん

責任は俺が取る。

責任がなくなったらどうなるんでしょう。

責任はもともと何かに応対する、ということらしいです。

責任がなくなったら、その責任を前提とすることができなくなる。

権利とか行動、選択を保証しているのが責任なのかな。


責任はとるものじゃなくて取られるものじゃないんですかね？

で、その責任を失う行動が無責任なのかな。


でも、厳密に責任を失うってどういうこと？

社長が解雇されたら、責任を果たす必要がない代わりに、その会社を動かす権利を失う。こういうこと？

何だろう、つまり責任をとるということは、失った損失を補填するってことじゃなくて、その権利を失うことなのかな。


政府が問題を起こした場合、それに委任した国民にも責任がある、とした場合、その責任はいつ果たされるのか？

日本人じゃなくなるとか、民主主義じゃなくなるとか、そんなくらいしか責任の取り方はないと思うんだけど、責任とって日本人じゃなくなるって言うの、あんまり見たことないね。

死者が日本人でないとするなら、死ぬことも責任を失うことかな。


それとも、まだ決定的な失敗ではなくて、無責任の段階とか？

いつになったら責任はとれるんだろうね。

責任をとる、時期とか方法を明示しない限り、責任をとるって発現は無意味だよね。いつか責任失っちゃうわけだし。


俺が責任をとる、って言うのは責任を失うことがなかった時、語られる。

責任を失った時点で、それに関する権利はすべて失われる。

補填とかそういうことすら。


じゃあ、失ったものはどうなるんだろ？

民主主義は国民は意見に責任を持つ、みたいなことが必要とされるから、上の人が間違ったことをした場合、みんな責任なくなるね。

その時点で、責任を果たす相手がいないんだから、補填する人もいなくなる。ってことなのかな。

なら、私は責任なんていらないから、補填してよとしか言えなくなるかも。


責任を持つために必要なのは、決定的な失敗してはいけないってこと。

無責任的な失敗だらけでも、結局大きな問題が起きなければいいのですよね。

無責任の積み重ねが決定的な失敗につながるわけですから、そんなこと続けてたら、責任失うのもあっという間ですから…。


責任を失うって、つまりのところ逃げなんじゃないかなって思うんですけど、どうなんでしょ。

というか、責任を失った時点で権利が失われるわけだから、うーん…。

社会的な権利、道徳的な権利、すべてを失った先になにがあるの？

私は責任を果たすという事の重さって何なの？

何だろう、生きることも死ぬこともできないのが権利を失ったものじゃない？


あーあー…、権利に対して責任を持つわけだから、ここまで大きな責任なんて、だれも持てないのか。

じゃあ、権利に対する適切な責任って何なの？

私の考え方だと、たくさんお金をもらって、今後その権利がなくても生きていける人を、問題の被害者で、今までの生活が壊れた人と同じ目にあわせられない。


ただ、助けてほしい。責任より補填が被害者側の求めるべきことだよね。

でも補填がきかないものだったら、どうするんだろう。